何者かになることと幸せ
こんにちは。
Googleが採用している心の整理術、マインドフルネスと感謝の力を組み合わせてあなたのわくわくする夢を見つけその実現を支援しているリボーンメソッドの小西イサオです。
コミックエッセイ「美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。」を読みました。
本屋さんで偶然見つけて、購入したのですが、どこか満たされない気持ちを持ち続けている人には、超オススメの一冊です。
難点は、コミックエッセイなのにすごく文章が多いこと。
結構、読むのに気合いがいります。
作者のあらいぴろよさんは、デザイン系の専門学校を出て、小さな会社でデザイナーに滑り込んだ方。
自分が有名なデザイナーになれなかったのは、人のせい、環境のせいだと思っています。
また、根性の悪い後輩のことをとても嫌っています。
でも、後輩はあらいさんととそっくりな性格なのです。
また、エッセイの途中で結婚するのですが、その夫に対してもひどい態度をとります。
買い物を頼んだのにそれを忘れたと言って、言葉の暴力を浴びせるのです。
でも、だんだんとなぜ自分がそんな態度を取ってしまうのか、なぜ、自分は曲がりなりにもデザイナーになれたのに、あるいは、途中で独立してフリーランスになったのにいつまでたっても満たされないのかを考えるようになります。
そして、自分の中にあるいろんな性格の悪い面が出てしまっていることに気づくのです。
あらいさんの気持ち、とても理解できました。
何かになることで、自分のスペックを強化して、認めてもらいたい。
そうすれば幸せになれるはず。そんな思考回路に陥っているのです。
でも、本当はそうじゃないのです。
じゃあ、どうすればいいか、作者はどうしたか?は、ぜひ、作品を読んでみてください。
<今日のポイント>
スペックをあげても幸せにはなれない。
では、あなたの人生も幸せでありますように。
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