【介護】マインドフルネスと介護
こんにちは。
Googleが人材開発に採用しているメンタルトレーニング、マインドフルネスを中心に人生を楽しく自由に生きるコツを広めている、わくわくサポーターの小西イサオです。
新しく購入したスクーターは以前のものよりもシートの位置が低いです。
なので、視点が下がったのですが、ちょっと変わっただけなのに、体感スピードがずいぶんと違います。
飛ばしているなと思っても、実際は、かなり安全運転です。ゴーカートで走っているようなイメージですね。これは、安全につながるのでいいですね。
さて、私自身は介護関係の職業についたことはないのですが、なぜか、身の回りには介護関係の仕事についている人がたくさんいらっしゃいます。
ケアマネージャー、介護士、看護師、そして、家族に認知症の方を抱えている人々など。
そういえば、若年性認知症の就労支援を行うNPOのメンバーも知り合いです。デイサービスの元経営者は3人知り合いがいます。
そんな中、ある人の親が認知症になり、だんだんと程度がひどくなってきているという話を聞きました。
本当は、一緒に住むか近くに住むのが良いのですが、仕事の関係で遠方に住んでおり、たまに帰ってきているようです。
しかし、訪問介護を受けていたとしても、対応は限られます。
先日は、夜中に近隣住宅のインターホンを鳴らすという行動にいたってしまったそうです。それも一軒ではなく、何軒も何軒もだったそう。
ご本人には、理由があってやったようですが、妄想と現実の区別がついておらず、難しい状態です。
周りの専門職の方の話をお聞きしていると、認知症の方のケアに関わるには、二つの態度があるようです。
ひとつは、認知症だから仕方ない、認知症だから理解できないといった対応。
以前に学びのシャッターの話を書いたと思いますが、それと同じで、先入観を持って認知症の方と接するわけです。つまり、学びのシャッターは閉じています。
先入観というのは、自動反応です。それまでの経験や学習からその人の脳に形成された反応です。固定観念とも言えますし、マインドトークでもいいでしょう。
そうした反応でのケアは、良い結果を生まないようです。
それは、マニュアル化された対応しかできないから。相手が人である以上、画一化した対応ですべてがうまくいくわけがないからです。
一方、先入観を持たずに認知症の方の行動をありのままに捉えて、その理由を探るマインドフルな態度というのもあります。
認知症であってもなんらかの理由があってその行動が起きていると考えるんですね。
マインドフルな態度は、こういったときにも役立ちます。
また、理由を探るというところは、行動イノベーションで言うところの目的論です。
アドラー心理学で、全ての行動は何かの目的があると考える部分です。
その目的の部分を見据えて、認知症の方に対応することで、いわゆる問題行動は減ると言います。
なかなか、素人の私にはわからない部分もありますが、マインドフルネスや行動イノベーションに通じるところは理解できます。
そして、周囲に介護関係者が多いこともあり、こういった内容の本を課題本として、著者参加の読書会&ミニセミナーをやろうと考えています。
2015年9月13日午後に神戸で実施します。もし、ご興味があれば、メルマガでご案内しますので、ぜひ、ご登録ください。
マインドフルネスのお話も出来るかもしれません。
では、あなたの人生が幸せでありますように。
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