マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは、何か?これは、なかなか定義が難しい言葉なのです。というのもマインドフルネスとは状態を示す言葉として使われることもあれば、方法を指すこともあるのです。また、状態を示す場合も一瞬の状態の意味で使っている人もいれば、もっと長い時間を想定して使っていることもあります。
マインドフルネスとは?
まずは、状態ということでマインドフルネスを説明すれば、【今ここの現実に、客観的かつ判断をせずに気づいていること】と言えます。

今ここの現実、というのは、なんとなく分かりますよね。客観的にというのも、分からなくもない。例えば、今、あなたはこのレポートを読んでいるわけですから、今ここの現実というのは、レポートを読んでいるこの瞬間ということになります。

そして、客観的にということなので、レポートを読んでいる自分を少し離れて見つめている自分を想像すると良いと思います。

その後が、難しいですね。判断をせずに気づくってどういうことでしょう?判断せずにというのは、善悪の判断やうれしい、悲しい、腹が立つなどの感情を持たずにいることです。

そういった状態を含めて自分を離れた所から観察している自分がいるようなイメージをしていただければ、よいでしょう。
簡単にいえば、他人が何かをやっている状態を観察しているように自分のことを観察しているような感じです。

判断せずにというところの理解が難しいと思いますが、まずは、なんとなく理解いただければOKです。

さて、方法としてのマインドフルネスがどんなものかというと、上に上げたような状態になるための手法ということになります。具体的な手法については、いろいろなモノがありますが、このレポートでは、簡単な方法を後ほどご紹介いたします。

さて、このマインドフルネス、いつ頃から始まったものなのでしょうか?
1979年にマサチューセッツ大学医学部に「ストレス低減クリニック」が創設され、そこで慢性疼痛の患者に対して、マインドフルネス・ストレス低減法が実施され始めました。それが、認知療法という手法と組み合わされ、現在では、マインドフルネス認知療法として、うつ病の再発防止などに役立てられています。

このマインドフルネスストレス低減法を考えだしたのが、マサチューセッツ大学医学部名誉教授のジョン・カバットジン博士です。

カバットジン博士は、元々、生き方に悩み、坐禅やヨガに取り組んでいました。この経験から、坐禅の中から宗教色を取り除き、万人のためのストレス対処法としてまとめ直したのがマインドフルネスストレス低減法なのです。

その開発経緯からも分かるように、マインドフルネスのルーツをたどると、東洋の禅にたどり着きます。特にカバットジン博士が影響を受けたのが日本の曹洞宗の開祖である道元禅師です。また、曹洞宗、すなわち禅宗は、仏教のひとつであり、大元にさかのぼると仏陀の教えに行き着きます。

つまり、マインドフルネスは、西洋から逆輸入されてきていますが、元々、日本や東洋のものであると言えます。

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